トランプ相場の行方は?
それをうけて日経平均は1000円以上の下げとなりましたが、翌日には1000円以上上げるという、まさにトランポリンのような
動きでした。
このような動きは6月のイギリスの国民投票も同じで、最近のトレンドとなりつつあるので、選挙結果で乱高下することがわ
かっているときは何もせずにスルーするか、ヘッジをするなど何かしらの対応策は持っておいた方がいいでしょう。
来年はフランスの大統領選があるので、EUに残留するか、離脱するか、でまた同じような動きをする可能性があります。
今回の動きをよく分析しておき、来年の選挙の時はどういう投資行動をするか決めておいた方がいいと思います。
システムトレードで今年のバックテストを行い、検証して良い売買ルールを用意しておきましょう。
さて、トランプ大統領が落ち着いたところで、徐々にマーケットも落ち着きを取り戻してきます。
結果はどうであれ嵐は去ったので、ここから年末まではもうこのような類の暴落が起きることはないでしょう。
恒例の年末ラリーがいつから始まるかのタイミング待ちになりますが、今回の下げで当面の下値として16200円までつけたこと
で、下値不安はなくなりました。
17000円が一つのキーポイントになりますので、来週ここを維持することができれば、年末の上昇期待が大きくなります。
万全を期すなら今月末までもう少し調整が続くかもしれないので、月末あたりから年末に向けての仕込みを準備しましょう。