コラボスが急反発し一時１０％高、９月中間期好決算と１対２株の株式分割を発表

　コラボス<3908.T>が急反発し、一時、前週末比４３０円（１０．４％）高の４５８０円まで買われている。４日の取引終了後に発表した第２四半期累計（４～９月）単独決算が、売上高８億６５００万円（前年同期比１１．９％増）、営業利益１億５３００万円（同３４．８％増）、純利益１億２００万円（同３５．６％増）と３割強の大幅営業増益だったことが好感されている。

　主力商品でインバウンド向けにＩＰネットワークを利用した電話交換機機能をクラウドで提供する「＠ｎｙｐｌａｃｅ」が順調に売り上げを伸ばしたことなどが業績を牽引した。なお、１７年３月期通期業績予想は、売上高１８億３０００万円（前期比１０．１％増）、営業利益２億８０００万円（同１１．５％増）、純利益１億８５００万円（同１２．１％増）の従来予想を据え置いている。

　同時に、１１月３０日を基準日として１対２株の株式分割を実施すると発表したことも好材料視されている。投資家に対しより投資しやすい環境を整えることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的で、効力発生日は１２月１日を予定している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）