フランス大統領選挙

高野 やすのり(FXプライムbyGMO)さんのブログ

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フランス大統領選挙

いよいよフランス大統領選挙の第1回投票が日曜日に迫ってきました。フランス好きの私としては、ある意味で昨年のアメリカ以上に関心の高い大統領選挙です。


有力候補は3人、極右政党国民戦線のマリーヌ・ルペン党首。もともとは非常に過激な主張をしていましたが、ここ数年急速に現実路線を取り始め、反グローバリズム、反移民、反EUからやや中道寄りに軸足を移しています。

次に既成の大政党に席を置かない独立派のマクロン前経済相ですが、39歳という若さを武器に現在は世論調査でトップを走っています。ただし、エリート大学出身で、ロスチャイルド銀行に勤務経験があるという毛並の良さが、どこまで現状に不満を持つ大衆に受け入れられるかという疑問は残ります。

さらに第3のそして今最も勢いのある候補が左翼党共同代表のメランション候補です。メランション候補はベネズエラのチャベス大統領やキューバのカストロ氏を尊敬すると公言し、ロシアに対して融和的な態度を示し、高額所得者には90%の所得税を課す、などと極端な政策を訴えています。しかし、そのカリスマ的な演説のうまさで、テレビ討論会以来急激に支持を伸ばしています。

第1回の投票で世論調査通りにマクロン候補が1位の得票を得れば大きな混乱はないものと予想できますが、ルペン候補やそれよりもさらにメランション候補が1位となれば混乱からユーロ売りになる可能性があります。

最悪のパターンは、メランション、ルペンの両候補による決選投票ですが、その場合はいずれが勝ってもフランスのEU離脱の可能性が浮上し、ひいてはEUの空中分解という道筋も描かれるかもしれません。

去年はイギリスの国民投票、アメリカ大統領選挙という波乱が2度もありましたが、果たして2度あることは3度あるのか、3度目の正直なのでしょうか。
2件のコメントがあります
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    friendsさん (対象外)
    2017/04/23(16:32)
    高野さん、こんにちは。
    体調はいかがですか?くれぐれもおご自愛ください。
    フランス大統領選挙どうなるのでしょうね。
    2000年に初めてパリに行ったときと2008年に行ったときでは明らかに移民が増えてると感じたことでした。
    ロンドンは、2006年の時点であまりの移民の多さに驚いていました。
    2009年にタイでパリやロンドンの移民の多さに辟易して移住したというフランス人とイギリス人から「私たちの国の文化や習慣を全く無視して一方的に自分たちのやり方を主張する。移民を批判したらレイシストと言われる」と同じ話を聞かされた時からブレグジットにしても今回のフランス大統領選挙にしてもいつかこんな日が来るのではないかと思っていました。
    とにもかくにも今週はフランス大統領選の結果を受けて目が離せない1週間となりそうですね。
    プライムストラテジーでの解説楽しみにしていますのでよろしくお願いします。
  • イメージ
    friendsさん

    コメントありがとうございます。

    今回のフランス大統領選挙では、第1回投票に関しては世論調査が比較的その結果を正しく反映していた、という事でリスク選好になっているものと考えられます。

    ただ、第2回に関しては、2者択一の投票だけに、残り10日で何があるのか予断を許さない状況なのではないかと思っています。

    とにかく大好きなフランスが平和な国になってほしいですね。
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