kabukabumanさんのブログ
FOMC後の市場予測
[東京 17日 ロイター] (要約)
今後の世界経済や市場動向を占う材料として、17日に発表される米FOMCの声明が注目されている。
これまで盛り込まれてきた事実上のゼロ金利を「相当な期間」継続するとの表現の取り扱いをめぐり
4つのマトリックスに市場反応が大別され、コンセンサスは形成されていない。
「削除か維持か」市場参加者は固唾を飲んで声明の内容を見守っている。
急速な原油価格の下落とそれに伴う一部の新興国市場の混乱が無ければ
「相当な期間」が削除されるというのが大方の予想であった。
しかし事態が大きく変化しているため、マーケットの混乱を無視して
FRBがタカ派的な姿勢を見せるのか、それとも市場に配慮し文言を維持
もしくはハト派的なニュアンスを含ませるのか、極めて微妙な状況になっている。
「相当な期間」が削除された場合、株式や新興国通貨などリスク資産は調整再開との予想が多い。
足元では急ピッチの株安・通貨安となっているが
ダウは12月5日の上場来高値からまだ約5%の下落に過ぎないためだ。
10%下落したとしても、あと876ドル下げる余地がある。
また、市場がタカ派的と受け止めるような内容となった場合は
短期ゾーンを中心に米金利が上昇しやすく、米国株が米金利上昇によって崩れる展開となれば
原油安で進んだ資源国通貨安を加速させ、世界的なリスクオフが再燃する可能性がある。
その反面、日欧の金融緩和や原油安のメリットを重視して、来年以降の景気が悪くないとみれば
逆の展開もありうる。調整幅は小さいとしても、リスクオンポジションはある程度整理された。
そのためFRBが不安定なマーケット状況下にも関わらずタカ派的な姿勢を示せば
自信の表れとされ、リスクオン材料として受け止められる可能性もある。(予想が二分)
「相当な期間」の文言を残した場合、不安定な市場に配慮したフレンドリーな対応として
弱気に傾いた市場心理を回復させるとの見方が多い。
米金利には低下圧力がかかり、その面ではドル安/円高になるが
米株がハト派の姿勢と低金利を好感する形で反発するだろう。
株高が進めば市場心理の改善を通じて、ドル高/円安圧力の方が、今は優勢になりそうな情勢だ。
NY連銀のダドリー総裁は今月1日、FRBは経済の動向だけでなく
金融市場の反応も考慮して利上げペースを決めるとの考えを示しており
今回のFOMCでは、金融市場の混乱を重視する声が強まる可能性もある。
ただ、同総裁は2日、原油価格の値下がりは米国内のエネルギー企業には打撃となり得るが
トータルで見れば足元、米国に好影響をもたらす、とも述べている。
従ってFOMCが国内を重視するか、世界全体に配慮するかが、判断の分かれ目になりそうだ。
以上ロイターニュースを要約してみましたが
FRBが混乱する世界経済に配慮するかどうかは、今のところ五分五分ではないかと言われています。
仮にタカ派寄りの政策がとられ、ダウが史上最高値から10%下落することが想定内であるとすれば
ダウは今後16200ドルまで調整する可能性がある訳で
その場合、日経平均株価はN/N倍率が1.0でも16200円。
また個人的な予測から算出した適正値0.92を当て嵌めれば14900円という計算になります。
これに円安が進む可能性や、第三次安倍内閣による経済対策への期待
さらには国を挙げての株高政策を考慮しても
日経平均株価が16000円を割る可能性はかなり高いと考えるべきではないでしょうか。
それだけ今回のFOMCの金融政策は今後の株式市場に大きな影響を与えると思います。
因みにFOMCの金融政策発表は、日本時間で深夜4時の予定です。
明朝、目が覚めてダウが高騰していれば \(^o^)/
大きく下げていたら ガーンΣ( ̄□ ̄;) ・・・・・・・・・・・ (^_^;)ナンテネ
タツさん おはようございます。
FOMCは一応世界経済の混乱に配慮した欠課で終わりましね。
これで当面相場は落ち着きを取り戻すと思いますが
先ず最近売り込まれていた輸出関連の大型株が買われるのではないでしょうか。
新興も円安が追い風になる銘柄や人気株は買われると思いますが
内需は案外戻りが弱いのではないかと考えています。
しかし、今日は↑でも金融市場の環境が良くなった訳ではないので
長続きはしないでしょうね。
おはようございます
>「相当な期間」の文言を残した場合、不安定な市場に配慮したフレンドリー
な対応として弱気に傾いた市場心理を回復させるとの見方が多い。・・・・・
文言が残るとは思ってませんでしたね
NYダウは2段下げで下げ止まり反転ですね。
当然日経も上がると思いますが新興株はどうでしょう