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大きな三角保ち合い

米国株式相場は続伸した(DJIA +89.37 @25,758.69, NASDAQ +4.68 @7,821.01)。ドル円為替レートは110円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が563に対して、下落銘柄数は1,455となった。騰落レシオは83.11%。東証1部の売買代金は1兆9210億円。

TOPIX -7 @1,685
日経平均 +21円 @22,220円 

TOPIXは小幅安、日経平均は小幅高となった。米トランプ大統領がFRBの利上げに不満を表明したため、1ドル=109円台後半まで円高・ドル安が進行し、これを嫌気して売り先行で始まった。日経平均は下げ幅が150円に迫る場面があった。しかし、上海総合指数が堅調な動きを見せたことと、後場で円高が一服したことを好感して買い戻しが優勢となった。日経平均は一時、100円を超える上昇となった。株価指数先物が買い戻され、ファーストリテイリングなど値がさ株に裁定取引に絡む買いが入った。この1銘柄だけで日経平均を約40円押上げた。

米国は8月23日に輸入品160億ドル分に25%の追加関税を課す。中国との対立は長引きそうであり、世界の株式市場にとっては重荷になりそうである。ただ、日本企業の業績は良好であり、下期業績の上振れ期待が根強い。米中貿易戦争によって、むしろ得をする企業もある。新日鉄住金の米国向け輸出は全体の2%程度しかないが、制裁関税による米国内の鋼材価格高騰が米国の子会社や持分法適用会社の利益を拡大させやすい。

日経平均の日足チャートを見ると、大きな三角保ち合いを形成している。1月23日高値と7月18日戻り高値を結んだ下向きの直線と、3月23日安値と7月5日安値を結んだ上向きの直線に囲まれた部分が三角保ち合いのフォーメーションとなっている。早晩、上下どちらかへ放れるはずだ。米中貿易戦争の長期化は下押し圧力となり、PER=13倍は下支え圧力となる。

33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、情報・通信(1位)、サービス(2位)、卸売り(3位)、ゴム製品(4位)、保険(5位)となった。

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