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PER=17.4倍 ⇒ 期待成長率2.25%!

昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +322.79 @26,116.65, NASDAQ +74.59 @7,298.28)。ドル円為替レートは111円台前半の前日比円安方向での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が371に対して、下落銘柄数は1,625となった。騰落レシオは104.71%。東証1部の売買代金は3兆5901億円。

TOPIX -14 @1,877
日経平均 -105円 @23,763円

本日の株価はジェットコースターのようだった。ダウ工業株30種平均が発の26,000ドル台まで上昇し、円相場も円安方向へ動いたことを好感して、TOPIXも日経平均も前場寄り付きから後場の始まりにかけて高かった。日経平均は前日比210円高で始まり、1991年11月以来、約26年2ヶ月ぶりに24,000円台を回復した。しかし、午後2時ころから急落した。東証1部の予想PERは17.4倍まで上げていたこともあり、リバランス目的と見られるが、国内機関投資家の売りに押された。PER=17.4倍ということは株式資本コストを8%とすると、期待成長率が2.25%となることを織り込んでいる。世界の最先端を走っている国が経済成長できる速度は1~2%が精一杯であることを考えると、2.25%はちょっと期待しすぎであろう。

日経平均はテクニカル的にも高値警戒され始めた。200日移動平均線乖離率が15%を超えたからだ。経験則では、この乖離率が15%を超えると調整局面入りすることが多い。さらに、日経平均のローソク足を見ると、1月4日の大発会から18日までの10営業日中、5営業日は陰線で終えている。これは、戻り待ちの売りが多いことを示唆している。

債券から株式への資金シフトが起こっており、「グレード・ローテンション」だと喧伝されている。ただ、債券を売るということは長期金利が上昇することを意味する。米国長期金利は、米国債10年物利回りが2017年3月に付けた高値の2.63%にあと少しのとろろまで上昇してきた。この水準を越えて金利が上昇すると株価上昇にブレーキがかかるかと懸念されている。消費者物価指数CPIが上昇しており、原油価格も上昇しているため、米国の期待インフレ率が約10ヶ月ぶりの高水準となっている。金利は上げやすい状況である。

33業種中28業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、水産・農林(2位)、非鉄金属(3位)、化学(4位)、銀行(5位)となった。

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