1. 2024年3月期第3四半期の業績動向
TDSE<7046>の2024年3月期第3四半期累計の業績は、売上高1,875百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益180百万円(同23.0%減)、経常利益180百万円(同22.7%減)、四半期純利益123百万円(同6.6%減)と、増収減益となった。特に第3四半期3ヶ月の業績が、売上高629百万円(同4.6%減)、営業利益64百万円(同41.4%減)、経常利益63百万円(同41.9%減)、四半期純利益42百万円(同42.8%減)とブレーキがかかった印象で、累計の進捗率も売上高は72.4%(前年同期は72.3%)だったが、営業利益が64.1%(同88.0%)と先行投資が前倒しされた結果となった。
減益の要因は、中期経営計画「MISSION2025」で計画していた成長のための先行投資を前倒ししたことが大きい、さらに加えるとプロダクト事業は好調だったが、コンサルティング事業の業績が想定より下回ったことにある。先行投資の内容は新製品の導入や技術人員の拡充であるため、2025年3月期以降の収益に貢献する見通しである。一方、売上高が想定よりも拡大しなかった点を踏まえ、既に課題を分析し解決策を講じているという。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<SO>
この銘柄の最新ニュース
TDSEのニュース一覧- 2024年3月期決算説明資料 今日 15:30
- TDSE---QUID製品に「AI Summary(β版)」とTikTokアカウント分析機能がアップグレード 今日 12:16
- TDSE、プロダクト事業の製品強化 QUID製品機能アップグレードについて 2024/05/31
- TDSE---24年3月期は増収増益の創業来最高へ、『Quid Monitor』の新規顧客獲得が大幅に進む 2024/05/16
- 2024年3月期決算説明会のご案内 2024/05/15
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=出世株相次ぐ「データセンター」関連 (06/03)
- 東京株式(大引け)=435円高、NYダウ大幅高でバリュー株など買われる (06/03)
- 3日香港・ハンセン指数=終値18403.04(+323.43) (06/03)
- 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も今週の経済指標を見極め (06/03)
TDSEの取引履歴を振り返りませんか?
TDSEの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。