リード、前期経常を50％下方修正

　リード <6982> [東証Ｓ] が4月19日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億2000万円→6000万円(前の期は2億0500万円)に50.0％下方修正し、減益率が41.5％減→70.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の5200万円の黒字→800万円の赤字(前年同期は1億1800万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社売上高の９割を占める自動車用部品部門の第４四半期において、主要取引先の生産ラインが長期間稼働停止となったことに加え、別の主要取引先の12月に量産開始した新型車の本格稼働時期が、６月頃に延期見込みであること等の要因による人件費をはじめとした余剰コストの発生等により、2023年５月12日に公表した2024年３月期通期業績予想を上記の通り下方修正いたします。　なお、配当予想の修正はございません。　(注) 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。