7日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は31.99ドル高(+0.08%)の38884.26ドル、ナスダックは16.70ポイント安(-0.10%)の16332.55、S&P500は6.96ポイント高(+0.13%)の5187.70で取引を終了した。利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、小幅上昇。長期金利の低下や企業決算への期待で堅調に推移していたが、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁がインフレ抑制において政策金利が十分に景気抑制的でない可能性に言及し、利上げも除外しない姿勢を示したため利上げへの懸念が再燃し、終盤にかけて失速。ハイテクは下落に転じまちまちで終了した。
米国株は高安まちまちだったが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比0.74%下落したことが嫌気されて、東京株式市場は売り優勢で取引を開始。東京エレクトロン<8035>が前日比プラスからマイナス圏に突入したほか、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>が寄付きから下げ幅を広げたことで、日経平均もじりじりと下げ幅を広げる展開となった。
日経平均採用銘柄では、今期ガイダンスが市場コンセンサスを下振れたことでリコー<7752>が売り優勢となったほか、日本電気<6701>、野村<8604>、第一生命ホールディングス<8750>、三菱重<7011>がさえない。また、大型買収計画に伴う財務懸念が引き続きネガティブ視されてソニーグループ<6758>が年初来安値を更新した。
一方、前期営業利益が大幅に上振れた横河電<6841>が上場来高値を更新したほか、アナ雪の新エリア6月開業が引き続き材料視されてオリエンタルランド<4661>もしっかり。このほか、ソシオネクスト<6526>、住友ファーマ<4506>、アルプスアルパイン<6770>が買われた。
全業種が下落するなか、その他製品、保険業、電気機器、証券・商品先物取引業、海運業の下げが目立った。
為替は1ドル155円20銭台で推移している。3日の米雇用統計発表直後の151円台からじりじりと反発。政府・日本銀行による円買い介入観測は引き続き残るなか、あっさりと155円台を回復した。取引量が多い東京市場での介入は資金を多く使うため、日中は介入実施しないといった思惑も影響しているもよう。後場は為替を睨みつつ、決算発表銘柄に注目が集まる。12時台には、日本郵船<9101>、13時台には、三菱重、三菱ロジスネクスト<7105>、システムサポート<4396>、AGC<5201>、アイホン<6718>、リンテック<7966>、伊藤忠<8001>、日伝<9902>、トヨタ自<7203>、14時台は、タキロンシーアイ<4215>、ホーチキ<6745>、芙蓉リース<8424>などが予定されている。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
ソシオネクスのニュース一覧- 【↓】日経平均 大引け| 小反落、米雇用統計を控え様子見姿勢が強まる (6月7日) 2024/06/07
- 日経平均は105円安でスタート、塩野義薬やソシオネクストなどが下落 2024/06/07
- [PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇57銘柄・下落29銘柄(通常取引終値比) 2024/06/06
- 【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、米ハイテク株高を受け買い優勢 (6月6日) 2024/06/06
- [PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇67銘柄・下落45銘柄(通常取引終値比) 2024/06/06
#日経平均 の最新ニュース
マーケットニュース
- NY各市場 4時台 ダウ平均は横ばい シカゴ日経平均先物は3万8645円 (06/08)
- 来週の株式相場に向けて=中銀ウィークで半導体・銀行株は荒い値動きか (06/07)
- NY各市場 3時台 ダウ平均は再び下げに転じる ナスダックもマイナス圏 (06/08)
- NY各市場 2時台 ダウ平均は小幅高 ナスダックもプラス圏で推移 (06/08)
ソシオネクストの取引履歴を振り返りませんか?
ソシオネクストの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。