インフロニア、前期最終を2％上方修正、配当も5円増額

　インフロニア・ホールディングス <5076> [東証Ｐ] が5月10日昼(12:15)に業績・配当修正(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の317億円→323億円に1.9％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の181億円→187億円に3.3％増額した計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の55円→60円(前の期は55円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　事業利益につきましては、土木事業において大型の設計変更の獲得および施工の効率化・工期短縮や、舗装事業において原材料価格高騰分の価格転嫁後も顧客との信頼関係によりシェア率を維持できたことや売上利益率を重視した受注活動を行ったこと等が寄与し、事業全体で業績が好調に推移したことにより、直近の予想数値から33億円増加の514億円となる見込みです。 これに伴い、営業利益は30億円増加の510億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は6億円増加し323億円となる見込みです。 なお、2024年3月期の決算発表につきましては、2024年5月15日を予定しております。