アップコン、前期経常を40％下方修正、未定だった配当は10円実施

　アップコン <5075> [名証Ｎ] が2月16日大引け後(18:00)に業績・配当修正を発表。24年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億6100万円→9600万円(前の期は1億6800万円)に40.4％下方修正し、減益率が4.2％減→42.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の経常利益も従来予想の9300万円→2400万円(前年同期は8400万円)に74.2％減額し、一転して71.4％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当は10円(前の期は15円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2024年１月期通期業績予想につきましては、施工案件が翌事業年度に延期になったこと及び設計段階では予測できない材料使用量の超過等が影響したことにより、現時点の業績を見積もった結果、当初予想していた売上高及び営業利益、経常利益、当期純利益を下方修正することとし、売上高855百万円、営業利益92百万円、経常利益96百万円、当期純利益59百万円に修正いたします。