<動意株・21日>(前引け)=GENDA、アクリート、Vテク
アクリート<4395.T>=3日続伸で底値離脱の気配。スマートフォンのショートメッセージサービス(SMS)の配信代行サービス最大手。認証用途の需要を追い風に22年12月期はM&A効果も発現し営業利益が2.5倍化した。今期は前期比横ばい見通しながら、進捗率から下方修正含みとみられている。ただし、株価面では業績悪を織り込む形で大底圏に位置しており下値リスクは限定的。そうしたなか、20日取引終了後、半導体や液晶などに特化したエレクトロニクス商社であるシンデン・ハイテックス<3131.T>と業務提携することを発表、これに伴う業容拡大期待が株価を刺激している。
ブイ・テクノロジー<7717.T>=上値指向。前週13日にマドを開けて上放れ、大底圏離脱の動きを明示したが、大勢二段上げに向け投資マネーが再流入している。液晶や有機ELディスプレーの製造装置を主力に半導体製造装置にも力を入れている。足もとの業績は低調ながら半導体市況の底入れ観測が来期以降の回復に期待を持たせている。そうしたなか、20日取引終了後にフォトマスク製造装置の受注残高が約75億円と過去最高額を更新したことを発表、これを材料視する買いを引き寄せる格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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