―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月5日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ジャパニアス <9558>
24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.3%減の1.6億円に減り、通期計画の10.9億円に対する進捗率は15.3%にとどまり、さらに前年同期の24.6%も下回った。
▲No.4 KG情報 <2408>
24年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比38.1%減の6000万円に落ち込み、1-6月期(上期)計画の1億6200万円に対する進捗率は37.0%にとどまり、さらに前年同期の51.9%も下回った。
▲No.5 アバンティア <8904>
24年8月期第2四半期累計(23年9月-24年2月)の連結営業損益は500万円の赤字(前年同期は5.7億円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9558> ジャパニアス 東G -15.57 4/ 8 1Q -22.33
<7730> マニー 東P -5.18 4/ 8 上期 29.58
<3141> ウエルシア 東P -3.19 4/ 8 本決算 6.79
<2408> KG情報 東S -2.60 4/ 8 1Q -38.14
<8904> アバンティア 東S -2.44 4/ 8 上期 -
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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