欧州等輸出品の需要高まり一段高か
施設材事業では養液栽培プラントや温室の設計や施工等も行う。
1月5日の決算、18年5月期上期の連結経常利益は前年同期比3.7%減の3.3億円で着地も、通期計画は過去最高に匹敵する業績を見込んでいる。
施設材事業、農材事業及び種苗事業で販売が順調に推移したことで増収となるも、農材事業が競争激化による採算性の低下が一因としている。
種苗は牧草用麦類などの緑肥作物、レタスなど野菜種子が増加し、欧米向けにカボチャが伸長する。フィリピンの子会社も通期で寄与度高い。欧州やアフリカ向け種子の需要も拡大見込み。
チャート面では上昇トレンドを形成している中、5日線・25日線の移動平均線やMACDがゴールデンクロスに。1800円付近にはやや上値抵抗感があるが、売りをしっかりこなせるようであれば一段高の展開を狙いたい。
業種:水産・農林業
時価総額:208.2億円
PER:14.35倍
PBR:1.16倍