アジア株は上昇 上海株は昨年9月以来の高値、不動産不況脱却期待 住宅購入者の訪問が急増

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2024/05/20 11:20 - 「アジア株は上昇 上海株は昨年9月以来の高値、不動産不況脱却期待 住宅購入者の訪問が急増」(みんかぶ(FX/為替))

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

アジア株は上昇 上海株は昨年9月以来の高値、不動産不況脱却期待 住宅購入者の訪問が急増

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/20 11:20
アジア株は上昇 上海株は昨年9月以来の高値、不動産不況脱却期待 住宅購入者の訪問が急増

東京時間11:02現在
香港ハンセン指数   19616.53(+62.92 +0.32%)
中国上海総合指数  3169.91(+15.88 +0.50%)
台湾加権指数     21250.06(-8.41 -0.04%)
韓国総合株価指数  2742.05(+17.43 +0.64%)
豪ASX200指数    7862.80(+48.43 +0.62%)

アジア株は軒並み上昇、前週末のダウ上昇や中国不動産支援策が好感されている。17日のダウ平均は終値ベースで史上初の4万ドル台となった。今週発表される米半導体大手のエヌビディア決算への期待も高まっている。

中国では不動産支援策が相次いで打ち出されている。中国人民銀行は先週末、住宅ローン金利の下限を撤廃したほか、頭金比率を引き下げた。副首相は売れ残り物件を地方政府に買い取らせる方針を示している。相次ぐ支援策を受け、中国が長引く不動産不況から脱却するとの期待感が広がっている。規制緩和を受け各地で住宅購入者の訪問が急増したとの報告が伝わっている。

ただ、不動産市場の回復には時間がかかるとの見方や、米中関係悪化などが懸念されており中国株が上昇し続けるかは微妙なところ。きょう頼清徳氏が台湾総統に就任した。中国は「台湾は中国の一部」と牽制、頼氏を危険な分離主義者と呼んでいる。台湾情勢を巡り米国との対立がさらに悪化する可能性がある。

香港株は3営業日続伸、昨年8月以来の高値をつけている。高値警戒感が強まっており、やや伸び悩んでいる。金価格の上昇を受け、紫金鉱業集団や中国宏橋集団など素材関連が上昇している。JDドットコムやネットイース、美団、テンセントホールディングス、アリババなどハイテク関連も上昇。

豪州市場でもリオティントやBHPグループ、ニューモント、アルミナ、ノーザンスター・リソーシズなど素材関連が総じて上昇している。上海株は昨年9月以来の高値をつけている。紫金鉱業集団や中金黄金など金鉱株が上昇している。台湾株は小動き、史上最高値付近で揉み合いとなっている。

NY金価格は時間外で上昇、約1カ月ぶり高値をつけている。米利下げ観測が高まっているほか、地政学リスクへの警戒感が高まっている。週末、イラン大統領搭乗のヘリが墜落した、ライシ氏の安否が依然として不明なまま。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

みんかぶおすすめ