光通信、前期最終を一転34％増益に上方修正・最高益更新へ

　光通信 <9435> [東証Ｐ] が5月9日大引け後(16:45)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の850億円→1222億円(前の期は913億円)に43.8％上方修正し、一転して33.8％増益を見込み、8期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の232億円→604億円(前年同期は315億円)に2.6倍増額し、一転して91.7％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上収益は、電力取引価格が想定を下回ったこと等により、前回の予想を下回る見込みとなりました。営業利益は、電力取引価格の変動リスクをヘッジした新プランへの切り替えが奏功したこと等により、親会社の所有者に帰属する当期利益は、円安に伴う金融収益の増加等により、それぞれ前回の予想を上回る見込みとなりました。税引前利益は、一定の見通しが立ちましたので、業績予想を公表いたします。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により異なる結果となる可能性があります。