年末に向けて株価は上昇するのか・・・?
早いもので今年も残すところ1ヶ月ちょっととなりました。
2022年はこれまでの金融緩和相場から金融引き締め相場に転換し、日本株も一進一退の展開となっています。
ただ、この流れが12月には一変し、上昇相場に入る可能性があります。
今の米国株の関心は・・・
●インフレの加速とそれを抑制するための利上げがどこまで進むのか?です。米国ではインフレを抑制するためにFRBが利上げを積極的に行なってきたのですが、そろそろ利上げの終わりが意識され始めてきています。
これまでの利上げにより、インフレがやや落ち着きをみせ始め、その結果、12月のFOMCで利上げ幅がこれまでも小さくなるのではないかという期待感から米国株が底打ちから上昇してきています。おそらくこの流れは少なくとも12月末までは続くかもしれません。米国株は10月に底打ちし上昇しはじめていることは頭の中にしっかりと入れておきましょう。
次に日本株です。日本株の売買シェアの約60%は外国人投資家であり、基本的に日本株は米国株と連動します。米国株が想定どおり強ければ、日経平均株価も上昇し、年末には29000円台回復という可能性も出てきています。
このように考えると、2022年の12月相場は前半こそ節税対策の売りが出てくるものの、後半はかなり強い相場になるかもしれません。
もちろん予想に反して下がることもあるかもしれませんが、下がったときの対処法は今年の相場で十分慣れたはずです。それよりも今年ほとんど意識されていない上昇相場対策をここからしっかりやっておくことが重要でしょう。
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