日本株下値のポイントはどのあたり?【西村剛】

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2022/08/22 19:00 - 「日本株下値のポイントはどのあたり?【西村剛】」(西村剛)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

日本株下値のポイントはどのあたり?【西村剛】

著者:西村剛
投稿:2022/08/22 19:00

この先、上昇か?それとも下落か?

日経平均株価が先週29222円をつけてから戻り売りに押される展開となっています。

足元、強気に上昇していた日本株ですが、米国株の利益確定売りによる、売り優勢な展開を引き継いで下落しております。このまま調整が続いて下落するのではないか、といった意見や、日経平均3万円を目指して再上昇するのではないか、といった様々な意見が聞こえております。

私の見方としては短期的には過熱感がありやや戻り売りに押されるが、再度直近高値を更新してくるのではないかと期待しています。しかし、このポイントをこえるとヤバイというところがあります。

それは【日経平均株価28000円割れ】です。28000円前後には、25日移動平均線28060円、52週移動平均線27883円など、重要な下値支持線があります。この指示線は上値抵抗線の日経平均29000円と同じくらい強固だと考えているのですが、そこを下回ってくると27500円前後までの下げはあるかもしれません。

今のところ日経平均株価は29500円~28000円前後のボックス圏で推移するのではないかと考えているのですが、28000円を割り込んだら注意が必要かもしれません。

ただ、これはあくまでも市場全体の見方です。仮に市場全体が下落してきた場合、急落した銘柄を狙う逆張り戦略や中長期で上昇トレンドを維持している銘柄の押し目買いを狙うチャンスになるため、システムトレード的には市場全体が緩やかに下がったとしてもトレードチャンスはむしろ増える可能性があるでしょう。

いずれにせよ、今は、
株式市場が上がった場合はどう対処するか?
株式市場が下がった場合はどう対処するのか?

をしっかりと考えておくことが大切です。事前準備をしっかりしておくことで実際に相場が動いたときにも安心してトレードすることができるでしょう。


ぜひ今のうちにしっかりと事前準備をしておくことをおすすめします。

西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

みんかぶおすすめ