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楽天iSPEEDでMACDを表示する

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こんにちは。動点Pです。

楽天証券のスマホ(タブレット)アプリiSPEEDですが、多少不満はありつつもかなりヘビーに使っています。楽天証券に口座を持ってなくても使えます。おすすめです。
iSPEEDを使った銘柄の探し方については以前(7/11)にブログで紹介しました。
「楽天証券iSPEEDで銘柄をさがしてみる」

今回は、楽天iSPEEDで、MACD(マックディー)を使う方法を紹介しようと思います。単純移動平均で見るよりも少し早く、トレンドの変化をとらえることができます。

MACDは Moving Average Convergence Divergence の略で、指数平滑移動平均(後述)を使ったテクニカル分析の方法の一つです。わかりやすく、有用なので根強い人気があります。決算原理主義の人たちからは笑われてしまいそうですが、私は決算も重視しながら、こうしたトレンドの買いサイン、売りサインを確認していくのはいい方法だと思っています。


MACDでいわれる指数平滑移動平均ですが、これは単純移動平均とどう違うのでしょうか。少しややこしいので以下は読み飛ばしてもらって構いません。単純移動平均は、日ごとの株価 pi、今日の株価 pとすると今日の移動平均株価Mk は 平均期間n日としてMk = (pk-n+pk-n+1+..+pk)/n で表されます。一方、指数平滑移動平均は指数αを用いて、
Ik = Ik-1 + α(pk - Ik-1) と表されます(ただし α = 2/(1+n) )。つまり、単純移動平均は常に過去のそれぞれの日の値動きの重みが同じようにかかっているのに対して、指数平滑移動平均では1日ごとに過去の値動きの重みを減らし、直近の値動きの重みを加えていくので、古い過去の値動きの影響が小さく、新しい過去の値動きの影響が大きくなります。言い換えれば、直近の値動きに敏感になります。

MACDは 短期指数平滑移動平均 - 中期指数平滑移動平均 (短期と中期の差)で表されます。通常は短期12日、中長期26日が使われるようです。このように計算されたMACDからさらにMACDの移動平均(通常9日間)を計算したものがMACDシグナル線と言われるものです。このMACDとMACDシグナル線の関係をみていきます。MACDとMACDシグナル線の差をとったものがMACDオシレーターと言われるものです。


さて、長くなってしまいましたが、iSPEEDでMACDを設定していきましょう。わかりやすさのために豊田自動織機 6201 の画面をアップしておきます。
1. なんでもいいので、ある銘柄のサマリーを表示します。
2. サマリーのチャートをタップしてチャートタブを表示します。
3. 「日足」のチャートをタップして、日足チャートを表示します。
4. 右上に「設定」ボタンが出てくるので、押します。
5. 上部に「トレンド|オシレーター」と出てくるので、オシレーターを選択します。
6. ここにMACDが出てくるのでこれを選択します。私は出来高も重視しているので「出来高」と「MACD」を選択します。まだ「決定」ボタンは押しません。
7. 続いて、右上(トレンド|オシレーターの右)の歯車⚙ボタンを押します。
8. 「パラメーター変更するテクニカルを選択してください。」と出るのでMACDをタップします。
9. 「日足」タブで短期期間を12、長期期間を26、シグナル期間を9に設定します。週足や月足のトレンドも見たい場合は「すべての足に反映」ボタンを押します。最後に右上の「完了」を押します。
10. 「パラメーター変更するテクニカルを選択してください。」のページに戻るので、左上の矢印「←」から前のページに戻ります。
11. 「オシレーター系テクニカルは2つまで選択できます。」のページにきたら下の「決定」ボタンを押します。
12. チャートの下にMACDのチャートが出現したらOKです。

アップした画像ではMACDとシグナル線で作られる買いサインに赤丸、売りサインに青丸を入れました。通常の移動平均よりは早めにトレンド変換ポイントがとらえられていると思います。赤丸で買い、青丸で売ればOKということになります。

この画像をみていただくとわかるように、MACDは比較的短期のトレンドをみるものなのでヨコヨコしながら値動きが荒いときには買いサインと売りサインが多く出現してあまり使えません。またインデックスファンドやJリートなどのように日々の値動きが小さい銘柄でも買いサインと売りサインがはっきりしません。このあたりは決算やほかの指数、あるいは週足や月足のMACDなどもチェックしながらみていくといいかもしれません。また10バガー狙いの人はMACDはあまり参考にならないかもしれません。一方、MACDは利確するタイミングなどを見るのにいいかもしれません。

今回はMACDについて自分の勉強のまとめのために書いてみました。参考になりましたらうれしいです。

ではではー。
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