自動車８社の決算はマツダ以外は最終黒字でトヨタは大幅改善

[TAROSSAさん]

自動車大手８社の今４～６月期連結決算が出そろい、国内でのエコカー補助金効果に加えて、東日本大震災からの挽回もあり、自動車販売が国内外で伸長したようです。

これによりトヨタ自動車が６割近い増収とするなど、三菱自動車以外の７社は増収となりました。

最終損益はマツダを除く７社が黒字を確保するなど、業績回復が目立っています。

 

なかでもトヨタが３日発表した決算は、連結売上高が59.9％増の５兆5015億円で、営業損益は、前年同期の1079億円の赤字から、3531億円の黒字に転換し、4610億円も増えたとのことです。

 

また、同日に決算発表した富士重工業も、売上高が同42.8％増の4288億円で過去最高を更新したそうです。

 

いすゞ自動車も、復興需要の恩恵を受けて、大幅な増収増益となったそうです。

 

ただ下期以降は、エコカー補助金の終了による影響に加えて、為替の一層の円高加速、欧州債務危機など懸念材料も多く、各社とも2012年３月期の通期業績予想は据え置いたそうです。

 

エコカー補助金が終了した後は厳しくなりそうですね。